ここはどこだ


何も思い出せない。




うむ?アレは・・・



ほうじ茶日記 Vol 8 青春時代を思い出しました 


清楚で可憐な後姿。

見間違えるはずもない。
あれは今は亡き マイハニー。
懐かしい彼女


気がつくと、
いつしか場面が変わっていた。


どこかの浜辺。
ああ、これは初めて彼女と会った場所。





彼女を見たとき。

初めて太陽を見たような気がした。
その美しさに、輝きに、温かい微笑みに。
もっと彼女のことが知りたくて。
彼女のことを聞きたくて。


彼女の後を追った。


捕まえようとすると、私の手から逃れるように彼女は身を翻す。



待ってくれ・・・

私が2歩進むと2歩離れる彼女
駆け寄ると駆け出す彼女
互いの距離は縮まることを知らない。




海岸を走る彼女と私。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


     あはははははは・・・・


   待て待て〜
    
                     ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



背景になんかキラキラしたものが浮かんではまた消える。


永遠とも感じられる追いかけっこに幕が下りようとしていた。


徐々に彼女との距離が縮まり、
その手を、腕を、身体をこの手の中に収めようとした。


その時



何いきなり人を追いかけてんですか、この変態!!!


バチコーン


頬に衝撃を感じた



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