who would have thought the old man to have so much blood in him?








Macbeth
by W. Shakespeare


Vol.3 ジャギ



くたばったか、あのジジイ




















まだ新しい血の痕が残るその場に


俺は暫し立ち竦んでいた






Blood











殺ったのは・・・・・・。






・・・・兄者だろう・・・。
















自分と同じく、いや自分以上にジジイの決定に納得がいかなかったのであろう。
昨日会ったっきり、その姿は道場のどこにも見られない。
そしてトキのあの落ち込み様・・・・。








ほぼ間違いねえな・・・。














しっかしあのバケモノジジイを殺っちまうとはな・・・。
































「流石だぜ」

















心の底から笑いがこみ上げてくる。可笑しくて、愉快で堪らない。





ジクジクと痛みを訴え続ける顔の傷にも構わず、




俺は狂ったかのように笑い続けた。



























「これから面白くなりそうだな・・・。」











ひとりごちながら、





胸の奥で


フツフツと、




が沸きあがるのを俺は感じた。







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